平成27年12月2日、私は大型二輪免許の一発試験を受験した。
初めての受験だったが、何とか受かるだろうと思っていた。
しかし、落ちてしまった。
750ccのバイクに初めて乗ったが400ccのバイクとそれほど変わらないような気がした。
教習所で乗りなれたCB400と同型のCB750だったからか。
まずは試験の流れを確認していこうと思う。
受験は月曜の午前8:30～と水曜の午後12:30しかないので多くても週2回の受験となる。
そして、まず受験の前に「事前確認」というものが必要である。
事前確認とは「引き起こし」と「取り回し（8の字）」ができるかを確認される。
この事前確認も日時が指定されていたがいつ行われるかは忘れてしまった。
これも予約が必要なので、事前確認予約→事前確認→試験となる。
それぞれ別日の場合は3日も要する。
教習所に通うことを考えれば短いが・・・
私の場合は普通二輪免許の取得時に事前確認の予約を入れて、事前確認と試験の日を同日にしたので2日で良かった。
まあ落ちたので関係ないが・・・
私は12月2日（水）の午後の受験に合わせて、同日の午前の事前確認に予約を行った。
事前確認にお金は必要ない。
試験は試験手数料（2950円）と貸車料（1550円）が必要で、試験の予約の際に2950円が必要となる。
貸車料は試験の直前に支払う。
「事前確認」は一度合格すると6ヶ月有効なので次回の受験（6ヶ月以内）からは必要ない。
まあ6ヶ月過ぎてもこの事前確認は余裕なので、全く問題ない。
750ccのバイクは事前にネットで調べた引き起こしのコツさえ押さえればひょいと起き上がった。
取り回しもたどたどしくはあったが、こけなければ大丈夫なので、普通に合格した。
そして午後の試験に備えて、食堂でハヤシライスを食べて、コースの暗記とイメージトレーニングを行った。
コースは３つあるが大体似ているので一つ覚えればすぐ全部覚えられるので心配ない。
昼12時にコース発表がされて、12時30分に試験車両借用料金（1550円）の支払いを行わなければならないが、この間の30分程度は、コースに出て実際のコースを歩いて確認できる。
慣れている人は歩いてコースを確認することはしないようだが、私は初の受験だったので入念にチェックした。
そして貸車料を支払い、2輪待合室へ。
12時45分、いよいよ試験開始である。
まずは試験についてのDVDを見る。10分くらいかな。
そしてDVDを観終わると、試験官から説明が付け加えられる。
このときに衝撃を受けたことは踏切は左右だけでなく、上を見上げてエアー遮断機を確認する必要があると知ったことだ。
説明はしっかり聞いたほうが良いみたいだ。
そして受験の順番が発表される。
受験者は10人ぐらいいて、大型受験はそのうちの4名だった。
大型→普通→小型という順番で試験を行うので、大型受験の私は2番目だった。
トイレを済ませ、プロテクター（貸出）を装着し、最初の人のバイク走行を見ていた。
ならし→スラローム→一本橋→クランク→S字→・・・続く
と進んでいくが、最初の方はクランクあたりで試験官からスタート地点に戻ってくるように言われていた。
スラロームに時間がかかってたみたいだ。
そして、いよいよ私の番。めちゃくちゃ緊張した。
免許証を見せて、名前を試験官に伝える。
試験官から「準備ができたらどうぞ」と言われ、ヘルメット、グローブを装着しいざスタート。
冒頭にも書いたが、750ccのバイクはこのとき初めて乗車したが400ccのバイクとそれほど変わらないように感じた。
がもともとバイクの運転に慣れていないので、かなりたどたどしい。
しかも一発目が一番苦手なスラローム。
何とかコーンにぶつかることなく通過。あとで試験官に言われて知ったのだが9秒もかかっていたそうだ。
7秒以下で通過しないといけないが2秒もオーバー・・・
しかも次の一本橋も10秒以上で通過しなければならないところを9秒で通過してしまっていたらしい。
まあ、この時はとめられることはなかったが、減点が大きく、S字を抜けたところで試験官からスタート地点に戻るように声をかけられた。
試験官からは上記のスラロームが遅いこと、一本橋が速いこと、後方確認などが遅いことから失格になったと告げられた・・・
チーン。
その後、残りの2人の試験も見学したが、みんな落ちてしまった。
受験終了後、私はそもそもバイクの運転に慣れないと受からないと思ったので、当分受験は先だなと考えていたが、受験者の方から「加美自動車学校でみんな練習してる」という情報をいただき、さっそく調べてみた。
一回50分5000円で教習してくれるみたいだ。
私はさっそく次回の試験予約と、加美自動車学校の教習予約を行った。
次回落ちたら、とりあえず大型受験は中止して、普通二輪を買いたいと思います。
