ミニマリストのための映画 「FIGHT CLUB」
改めて観た、映画「FIGHT CLUB」はなかなかのミニマリスト的映画でした。
最近、映画は全然観ていなかったのですが、飲み会で映画の話題で盛り上がった時に久々に観たくなり、TSUTAYAでDVD借りてきました。
今回観たのは「FIGHT CLUB」
一度観たことはありますが、改めて観ることに。
昔は感じなかったミニマリスト的要素があって、驚きました。
ミニマリスト的だと感じた場面の紹介をします。
主人公は北欧家具や健康バイク、オシャレな皿など、さまざまな物に囲まれて生活しています。
しかし、家が爆発し、家具や服などすべてを失います。
その後の主人公と友人の会話。
友人:全部パア?
主人公:消えた
友人:仕方ない。
「デュヴェ」を(知ってるか)?
主人公:ふとん?
友人:正確には毛布だ。だがなぜその名を知ってる?
生存のための必需品でもないのに皆が知ってる。
それはなぜか
主人公:消費文明の世の中だから
友人:そう、我々は消費者だ。ライフ・スタイルに仕える奴隷
殺人 犯罪 貧困 誰も気にしない
それよりアイドル雑誌にマルチ・チャンネルTV デザイナー下着 毛生え薬 インポ薬
ダイエット食品
主人公:ガーデニング
友人:何がガーデニングだ!
タイタニックと海に沈めばいいんだ!
ソファなんか忘れちまえ
パーフェクトを目指すことなんかない
頭を切り替えて自然な生き方を
おれはそう思うが、お前には悲劇か
主人公:いいんだ たかが「物」だ
友人:金をかけたモダン・リビングがパア
主人公:幸い保険をかけてた
(友人の視線を感じて)何だ?
友人:お前は「物」に支配されてる
好きにしろ
友人からのセリフが、自分に対して話しているみたいでびっくりしました。
昔は気にも留めてなかったこの場面が、今は胸に突き刺さりました。
今の私は主人公と同様に、物に支配されています。
この場面以外でも、ミニマリスト的要素を感じるところがあったり、映画としてもとても面白いと思います。
本編についてはネタバレしてしまうので、今回は触れないでおきます。
オススメなので、まだ観てない方はぜひ。
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