2015/08/24
「すなわち、便所は宇宙である」千原ジュニア
最近読んでる本です。
千原ジュニアさんの「すなわち、便所は宇宙である」
芸人さんの本はあんまり読まないのですが、古本屋で目に付いたのと、最近千原ジュニアさんにはまっているので買いました。
千原ジュニアさんは、IPPONグランプリを観たことがある方はご存知だとおもいますが、大喜利力がハンパないです。
それらがどのようにして考えられてるのかという興味もあって、読み進めました。
まだ全部は読んでませんが、なるほどこういう思考だからこそ大喜利力があるのかと感じさせられました。
この本だけで思考過程全てを理解することなんかはできませんが、常日頃から「言葉」についてアンテナを張っていることや、考え方が細かいことなどから、「千原ジュニア脳」は作られているんだと感じました。
普段の何気ない言葉や仕草なんかに敏感に反応し、それに対して突っ込むことや、いろいろ考える過程が垣間見れます。
面白いという感じよりも、「ほんまや」とか「ほぉ~」と感じる部分のほうが多いと思います。
あと、ところどころにこの考え方いいなと思うフレーズがあります。
「大人って素晴らしい」
このフレーズがまずあって、「大人ってええよな」ということを子供にもっと言ったほうが良いという話です。
好きな時間に飯食って、観たいテレビ観て、ふらっと旅行いったりできるという大人の魅力を伝えるべきであると書いてます。
私は最近、大人になってからのほうがしがらみが多いなあと感じることが度々ありましたが、このフレーズで、自分は思っているより自由なんだと思うことができるようになりました。
確かにいろんなことができるし、現にこうやってブログを書いたりもできてます。
したいことがあってもできていないのは自己責任ですね。
良書だと思います。
興味がある方は立ち読みでワンフレーズだけでも読んでみてはいかがでしょうか。